令和7年度卓越した技能者(現代の名工)

厚生労働省より弊社三代目鈴木浩を令和7年度の卓越した技能者(通称「現代の名工」)に表彰する通達があり、会場となるリーガロイヤルホテルに伺いました。

職種名:表具師  

受章理由:掛軸製作に於いて通常の伝統的な仕立に関しての技能、また精度に関する技術は卓越している。それに加えて特に高度な技術を要する大幅掛軸の製作を得意とし、また写真を和紙に印刷したものや、漫画を用いた作品など基本にのっとった形での創作表具にも秀でている。技能検定知事賞、技能コンクールでの優勝、技能グランプリ入賞など経験を生かし多くの後進技能者の指導に貢献した。表具教室を通じての後進育成にも尽力している。

「現代の名工」について
厚生労働省「卓越した技能者の表彰制度(現代の名工)の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/meikou/index.html

昭和42年に創設した「卓越した技能者の表彰」制度は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するものです。この制度は、技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、将来を担う優秀な技能者の確保・育成を進め、優れた技能を次世代に承継していくことを目的としています。

厚生労働省ホームページより
「卓越した技能者の表彰」制度のコーナー
制度の概要
趣旨
卓越した技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、もって技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、青少年がその適性に応じ、誇りと希望を持って技能労働者となり、その職業に精進する気運を高めることを目的としています。

(1)きわめてすぐれた技能を有する者
(2)現に表彰に係る技能を要する職業に従事している者
(3)技能を通じて労働者の福祉の増進及び産業の発展に寄与した者
(4)他の技能者の模範と認められる者

表彰
表彰は、昭和42年度から毎年1回実施しています。

被表彰者の決定
被表彰者は、次の各号のすべての要件を充たす者であって、都道府県知事、全国的な規模の事業を行う事業主団体若しくはその連合体又は一般社団法人若しくは一般財団法人、その他当該表彰を受ける者の推薦に当たる者が推薦した者のうちから、厚生労働大臣が技能者表彰審査委員の意見を聴いて決定します。

推薦受付終了後、技能者表彰審査委員の審査を経て厚生労働大臣が被表彰者を選定し、例年11月に東京都内で表彰式を行う予定としております。

全国表具経師内装組合連合会から今年は6名の受章者がありました。表具師4名、内装仕上工2名

“鈴直”ってこんな会社です。表具、ふすま、クロス、カーテンからリフォームまで。表装・内装の幅広い営業種目はお任せください。大正、昭和、平成、令和と親子4代にわたり伝統技能の伝承と継承、技能向上をめざしお客様に匠の技を提供できるよう、社員一同日々努力しております。

アトピーや健康、環境から内装を考える
総合室内装飾『株式会社 鈴 直』二代目鈴木昭一・三代目鈴木浩は親子で厚生労働大臣卓越技能者~現代の名工~になりました。

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